みなさまこんにちは、Tenya(@Tenya96)です。
前回に引き続き「グアナファト(Guanajuato)」ですが、今回宿泊したホテルはマリオットやIHGといった世界的チェーンのホテルでは無くローカルホテルです。
泊まったホテルは名前を「バルコン デル シエロ(Balcón Del Cielo)」と言います。
もともとグアナファト、特に街中にはメジャーな大規模チェーンのホテルは存在しないので、良いホテルが無いか探していたところ見つけたのがこちらのホテルです。
設備充実の高級ホテルなどでは全くありませんが個人的に満足度は最高のホテルでした、用途や宿泊に対するニーズに合うなら最高だと思います。
それでは紹介していきます。
Balcón del Cielo - バルコン デル シエロ
さて、まずはホテルの最大のウリであろう立地についてから。
一緒にホテルへの行き方や注意点もまとめて解説しておきます。
立地とアクセス
グアナファトに来た観光客は全員訪れるといっても過言ではないピピラの丘、その真横にあるのがこのホテルバルコンデルシエロです。

全10室の小さなホテルですが丘の上に建っているので全室からピピラの丘と同様の景観が楽しめます。
ホテルへのアクセスはケーブルカーを登ればすぐですが、やや注意が必要です。
・Google Mapは位置が少しズレています。
・ケーブルカーは曜日・時間帯によっては激混み。
・ピピラの丘への道路はたいてい鬼のように渋滞。
⇧の3点の注意しつつ、いつもより時間に余裕をもった行動が必要かと思います。
GoogleMapではケーブルカーと共に丘の下にホテルが表示されていますが、実際のホテルの位置はケーブルカーで上まで登ってスグです。(私は利用しませんでしたがレストランは丘の下になるそうです)

私が泊まったのが土曜日だったので特にひどかったのだとは思いますが。
①ケーブルカーは時間帯が悪ければ1時間以上待たされます。
②とはいえ荷物を持って丘を徒歩で登るのは間違いなく不可能、なのでタクシーやUberを利用する事になると思います。
③しかし、ピピラの丘への道路はたいてい渋滞しています。
と言う3連コンボで時間を奪ってきます。
私はホテル➡ホテルの移動だったのでUberを呼んでノンビリ焦らず移動しました。
ちなみにUberの台数もかなり少なかったです、もともと大きな街ではない上にサービスが始まってまだそんなに時間がたっていないようで。
外観・エントランス
ホテルの入口と看板は気をつけないと見落とすぐらいさりげないです。
しかも昼間はホテルの入口をふさぐ形でケーブルカー(Funicular)への列があるので、さらに見つけづらかったですね。
写真は翌日にFunicularの営業前に撮っておきました。

⇧の写真から少し右を向けばFunicularの乗り場です。
Funicularの営業時間は平日は08:00~21:50、週末は前後1時間ずつぐらい短くなるようです。

いつの写真か忘れましたが、Funicularを降りてホテル前から奥に向かって。
朝だったのかシャッター閉まってますが、昼間は土産屋などでとても賑わっていました。

客室
廊下はセンサーライトで動かなければ真っ暗です。
部屋のドアは軽いうえに隙間が有るので、音はかなり漏れますね。

部屋の広さは2人なら十分ではないでしょうか。
家具はダブルベッド、ちょっとしたデスク、ソファー、そしてテレビだけです。

角度を変えて。

奥から入口に向かて。
入口の横にクローゼットとバスルームがあります。

⇧上のクローゼット部分をアップで。
クローゼットは左が洋服掛け、右が棚とセーフティ―ボックス、さらに右は水周り。

洗面は写真では意外と綺麗に映ってますが、ちょっと古く年季がはいってます。
口コミでも有りましたが、タオルは確かにゴワゴワです。

洗面の後ろ(クローゼットの裏でもある)にシャワールーム。
シャワールームは暗いです。そして、やや温水は出にくいので忍耐力が必要です。

写真を撮り忘れましたが私が宿泊したのはバルコニー付きの部屋でした。
全室シティビューですが、部屋のタイプとしては「窓・バルコニー・テラス」で分かれているようです。
眺望
お待ちかねの展望です。
だいたい同じ画角での昼と夜をセットでお送りしたいと思います。
正面には黄色の教会であるバシリカとその奥に白いグアナファト大学。

⇧の位置を夜景で。
右側でライトアップされているのは別のカトリック教会ですね。

画角を変えて左手側(西側)を、カラフルな街が広がっています。

⇧の位置を夜景で。

画角を変えて右手側(東側)、こちらもカラフルな街が広がっていますね。

⇧と同じ画角で夜。

昼も夜も部屋からの展望は最高です。
部屋からなら夜の治安を気にせず夜景を楽しめるので超オススメです、あとケーブルカーの終了時間も気にせずにすみますね。
ケーブルカー無料優先特典
ケーブルカーは「Funicular(フニクラ)」と呼ばれています。
「マスク使ってねー」と言った感じかな、コロナ禍のデザインになっていますね。

今回のホテル「バルコンデルシエロ」に宿泊すると⇩のFunicularに乗り放題のカードが借りれます。
乗り放題だけでもありがたいですがなんと優先的に乗車できます。
並んでいる人を横目に通り過ぎ、係員にカードを見せれば混んでいる列をパスして先頭に並べます。

列に並ばずにすむうえ、乗り放題なのでお世話になりました。
一度は歩いてみましたが、丘の上までは徒歩ではかなりの登りですし標高も2,000mを越える街なので死ぬほど大変でした。

詳細データ
<所在地>
都市名:グアナファト(メキシコ)
所在地:Carretera Panoramica, Pipila S/N, Zona Centro, 36000 Gto., Mexico
電話番号:(52)473-732-2576
チェックイン:15:00~00:00
チェックアウト:~11:00
総部屋数:10部屋
駐車場:あり(MX$90)セルフ・営業時間は09:00~21:00のみ
<設備・サービス>
共用エリアでのコーヒー・ティーサービス/24時間対応フロントデスク/コンシェルジュ サービス/ツアー・チケット案内/ランドリー設備/手荷物保管サービス/複数の言語を話すスタッフ/テラス/テレビ (共用エリア)
対応言語:スペイン語・英語
<客室設備>
アイロン・アイロン台 (要リクエスト)/レインシャワー/シャワーのみ/バスアメニティ (無料)/ヘアドライヤー/32インチスマートテレビ/ケーブルテレビ/インターネット/デスク/WiFi 無料/ハウスキーピング (毎日)/セーフティボックス (客室内)
まとめ
今回紹介したホテルはバルコン デル シエロでした。
良かった点と悪かった点をまとめてみます。
①小さいホテルですが部屋の広さは十分
②景色が最高
③ケーブルカーが優先乗車で乗り放題
部屋も狭いかと思っていましたが、最大4名まで泊まれるようで意外に広かったです。
①ホテルへの最初のアクセスが少し大変
②客室の設備は古くてイマイチ
③バルコニーの向こうがピピラの丘に繋がる路地なので場合によっては夜までうるさい
「ケーブルカーが優先乗車で乗り放題」にならない最初と最後のアクセスが厄介です。
そして、ホテルの設備はチェーンのホテルと比べたら確かにややイマイチですが、価格を考えたらそこまで悪くは無いと思います。
夜までうるさい件ですが、確かにバルコニー向こうの路地に腰かけて夜景を見ながらお喋りしてる人が居たので、夜でもけっこう賑やかでした。
私が泊まった際は夜10時ごろにかなりのスコールが降ったので、みんな撤収して運よく静かになりました。
ホテルに何を求めるかは人によって違うと思いますが、値段は6,000円ぐらいなので値段と設備・景観などを考えると個人的には超オススメできるホテルです。
夜間うるさいのが無理な方は少し気を付けた方が良いかな、上層階を選んだ方が無難かと思います。
みなさんのホテル選択の一助になれば幸いです。
最後までお付き合い、ありがとうございました。
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