山口[神社巡り]周防国一宮・玉祖神社/防府天満宮/山口大神宮

国内旅行記

みなさまこんにちは、Tenya(@Tenya96)です。

 

少し前から下関あたりの神社を巡っていましたが、今回は山口市防府市へ。

まずは防府市から周防国の一宮である玉祖神社、日本三大天満宮と言われている防府天満宮

そして山口市から西のお伊勢さま山口大神宮を巡って来ましたので紹介したいと思います。

周防国一宮・玉祖神社(たまのおやじんじゃ)
防府天満宮(ほうふてんまんぐう)
山口大神宮(やまぐちだいじんぐう)

 

下関付近を巡った話は⇩

⇩一宮や昔の地域名(令制国)について。

周防国

周防国(すおうのくに)は山陽道に属し、現在の山口県の南東部に位置します。

国府は防府市、東は岩国から西は宇部までだったそうです。

周防国一宮・玉祖神社(たまのおやじんじゃ)

まずは周防国の一宮である玉祖神社へ。

防府市と大阪・八尾市などにある玉祖神社の総本社です、そんなに数は多くない無い様ですが。

所在地・データ

玉祖神社は防府駅から北西に4kmほどに位置します、歩くと50分程かかってしまします。

後で寄った防府天満宮の方が駅からは近く歩ける距離ですね。

鉄道:JR西日本山陽本線 防府駅(徒歩約45分)
バス:防長交通「玉祖神社前」バス停(徒歩約3分)
車:防府東ICで降りてすぐ

天気が良ければ川沿いを歩けば良い散歩になるかも、少し遠回りで1時間ぐらいかかってしまいますが。

〒747-0065  山口県防府市大字大崎1690
TEL:0835-21-3915
営業時間:不明
駐車場:あり(無料)

祭神:玉祖命(たまのおやのみこと)

三種の神器である勾玉を作った神様。

玉・レンズ・水晶などを扱うことから、宝石関係者、眼鏡関係者、時計関係者から信仰を集めているそうです。

古い書物では祭神は2柱ということになっているそうですが、玉祖命の他のもう1柱は不明。

境内

まずは一の鳥居からの参道。

この鳥居の右手側に駐車場があります。

鳥居横には年季の入った「周防一宮 国弊社」の石柱。

参道を進んで二の鳥居。

振り返って参道を、二の鳥居のすぐ前にも5台ほどですが駐車できます。

神社の由緒(クリックで拡大)

創建は古く正確な年は分からないそうですね。

さて、境内を進んで行きます。

神社は街中から離れているので静かで落ち着いてますね。

右手には手水舎。

神門。

左手には池、枯れていましたけどね。

拝殿。

拝殿を望遠でずずいとアップに。

境内も広々としています。

社務所に人は常駐はされていませんが呼べば奥から出てきてくれはり御朱印も御朱印帳に頂けます。

防府天満宮(ほうふてんまんぐう)

続いては防府天満宮へ。

以前にもどこかで書きましたが、学生時代は京都・北野天満宮の近くに住んでいたので、天神様は個人的には最も身近な神様です。

12,000社ある天満宮で日本で最初に創建された天神様と言われていて日本三大天満宮のひとつに数えられています。

所在地・データ

山口県防府市、防府駅から北へ徒歩15分程です。

先ほどの玉祖神社とも近いので一緒に参拝できますね。

〒747-0029 山口県防府市松崎町14-1
TEL:0835-23-7700
FAX:0835-25-0001
開門時間:06:00~20:00(御祈願受付時間:08:30~16:30)

駐車場:あり(無料・500台)神社の北東に天神山公園駐車場

主祭神:菅原道真公(すがわらのみちざねこう)

祭神:
天穂日命(あめのほひのみこと)天照大御神の御子
武夷鳥命(たけひなどりのみこと)天穂日命の御子
野見宿禰(のみのすくね)天穂日命より14代 土師氏の祖

主祭神はもちろん天神様・菅原道真公です。

境内

境内散策のお供、マップを公式ページから頂いてきました。(クリックで拡大)

有形文化財の石鳥居。何か工事中でしたね。

鳥居から続く参道。

続いては青銅鳥居。

道真が亡くなった翌年である延喜2年(904年)に創建された最古の天満宮だそうですね。

天満宮につきものの願いが叶う牛。

道真公はかなり牛に縁が深かったようで、天満宮といえば牛と梅ですね。

参道の途中には茶室・芳松庵

コロナ過なので遠慮しましたが、有料でお茶とお菓子を頂けます。

楼門、ど真ん中にアマビエが。

振り返ると参道を一望できます。

楼門前には手水舎。

角度違いで楼門、ここにも牛。

楼門の横には紅梅殿

レストランとお土産屋さんです、ここだけではなく参道にも店はいくつも有りました。

楼門から奥に、拝殿へ。

角度違いで拝殿。

三月の末日だったので合格御礼の絵馬が沢山でした。

見晴らしが良さそうな春風楼。

五重塔を建てようと思ったけどお金が足りなかったから計画変更したらしい。(クリックで拡大)

⇧が読みにくいので横に綺麗な看板もありました。

金欠のくだりあたりが諸事情と置き換わってる、優しさか?

春風楼からの街の景色。

御朱印も御朱印帳に頂けました。

山口大神宮(やまぐちだいじんぐう)

続いては少し足を延ばして山口大神宮へ。

伊勢神宮の神霊を勧請して創建されたため「西のお伊勢さん」と呼ばれているらしい。

所在地・データ

山口大神宮は山口市の市役所の北側、山口県庁のすぐ横と言う立地です。

最寄り駅はJR山口線・山口駅、から徒歩30分ほど、山口線山陽本線・新山口駅から北の益田駅までを結ぶ路線ですね。

バスなら山口駅から県庁前バス停まで約5分、そこから徒歩5分ほど。

〒753-0071 山口県山口市滝町4-4
TEL:083-922-0718
祈祷受付時間:09:00~16:30
駐車場:あり(無料)

祭神はかなり多いですね。

<内宮>
主祭神:天照大御神(あまてらすおおみかみ)

配神:天手力男命(あまのたぢからおのみこと)
   萬幡豊秋津姫命(よろずはたとよあきつひめのみこと)

別宮・荒祭宮:天照大御神 荒御魂(あらみたま)
       瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)

摂社・恵美須社:事代主命(ことしろぬしのみこと)

<外宮>
主祭神:豊受大御神(とようけのおおみかみ)

配神:天津彦彦火瓊々芸命(あまつひこひこほににぎのみこと)
   天児屋根命(あまのこやねのみこと)
   天太玉命(あまのふとだまのみこと)
   建御名方神(たけみなかたのかみ)
   八坂刀自命(やさかとじのみこと)

別宮・多賀宮:豊受大御神 荒御魂(あらみたま)
       伊吹戸主命(いぶきどぬしのみこと)

伊勢の神宮から直接御分霊を受けたので主祭神は神宮と同じく天照大御神豊受大御神

豊受大御神は今では稲荷神(宇迦之御魂神)と習合し同一視されている食物・穀物を司る女神だそうです。

伊勢神宮から直接御分霊を受けたのは、明治になるまで山口大神宮だけだったそうです。

境内

石鳥居。県庁のすぐ横ですが周囲はのんびりしています。

鳥居をくぐると階段。

公式ページから境内図を頂いてきました。(クリックで拡大)

階段を上ると右手に社務所。

帰りに頂きましたが御朱印は御朱印帳に頂けます。

社務所を越えたら馬屋。

由緒書き。(クリックで拡大)

再び階段を登ると手水舎。

そして神楽殿。

中はこんな感じ。

さらに階段を登っていきます。

到着しました、まずは外宮から。

外宮の主祭神は豊受大御神ですね。

左端に見切れてるのが別宮。

続いて内宮の全体像、祭神は天照大御神ですね。

外宮に参拝、左手にあるのが摂社。

角度を変えて、右手にあるのが別宮。

外宮の前にあった籾置岩

ここで農作物の厄除けや豊作祈願をしたそうですね。

摂社・多賀神社と末社・高嶺稲荷神社

境内には摂社の多賀神社と末社の高嶺稲荷神社があります。

まずは摂社の多賀神社(たがじんじゃ)、先ほどの神楽殿のすぐ向かいにあります。

イザナギ・イザナミを筆頭にオールスターみたいな祭神。

健康から安産、学業まで何でも来いですね。(クリックで拡大)

多賀大神宮、大神宮になっていますね。

続いて末社の高嶺稲荷神社(こうのみねいなりじんじゃ)。

稲荷様はどこにいっても祀られていますね。

まとめ

玉祖神社防府天満宮山口大神宮の三社を巡りました。

昔から天満宮には縁があるからか防府天満宮も雰囲気が好きですね。

山口大神宮は山口市付近の方の初詣スポットだそうで、山口県の中央部である山口市で今はメインの神社なのでしょう。

山口県は毛利氏と縁も深く防府天満宮の近所にはかつての毛利氏の庭園があるので、ぜひ良い季節なら一緒に巡ってほしいですね。

毛利氏庭園については公式へどうぞ ➡ 毛利氏博物館

 

最後までお付き合い、ありがとうございました。

 

下関付近を巡った話は⇩

⇩一宮や昔の地域名(令制国)について。

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