みなさまこんにちは、Tenya(@Tenya96)です。
ANA(全日空)からIHGのプラチナ会員に招待され、最近ではIHGのホテルをよく使っています。
ですが、詳しい特典など勉強不足なので、ここで個人的な備忘録もかねて勉強・整理したいと思います。
まずはIHGとはIntercontinental Hotels Group(インターコンチネンタル ホテルズ グループ)の略で
IHG Rewards Club(IHG リワーズクラブ)とはポイントもたまるIHGホテルの会員システムです。
世界的に展開するホテルの多くは顧客の囲い込みのためお得な会員システムを持っていますが、今回はIHGについて。
IHG Rewards Club(IHG リワーズクラブ)
入会方法・会員資格
IHG リワーズクラブにはステータスが4種類あり、下記の通りです。
- クラブ
- ゴールド エリート
- プラチナ エリート
- スパイア エリート
最初の入会はクラブ会員でホテル・IHGのホームページやアプリでだれでも簡単に無料で入会できます。
それ以降のステータスは毎年期限があり、それまでの宿泊数orポイントで会員ランクが上がっていき特典も増えていく形です。
有効期限は毎年12/31で翌年のステータスが決まります。
今年であれば“2020年1月~12月の宿泊実績が翌年の2021年のステータス”となります。
実績は達成した数日後には反映されるので長ければ2年弱のエリート会員資格を得ることもできます。
各ステータスは下記の通り。
特典 | クラブ | ゴールドエリート | プラチナエリート | スパイアエリート |
---|---|---|---|---|
条件 | なし(無料) | 10泊 10,000ポイント | 40泊 40,000ポイント | 75泊 7,5000ポイント |
ゴールドエリートになるには、“10泊または10,000ポイント”の実績が必要です。
ポイントは宿泊費「1USドルで10ポイント」が基本で加算されます。
ボーナスポイントやキャンペーンも豊富ですが、会員ステータスには基本ポイントしか計算されません。
10,000ポイントや10泊も出来ないと思った方、IHG リワーズクラブはポイントが非常に貯めやすく、10,000ポイントですが2泊で達成できちゃいます。
ホテルでは「〇泊」と言われれば連泊でもカウントされますが「〇滞在」と表現されると何連泊しても滞在は1しかカウントされないので注意が必要です。
後は後述する有料会員($200)のインターコンチネンタルアンバサダーに入会するとプラチナエリート会員資格が付いてきたりもします。
現在はコロナの影響で会員資格の条件が緩和されていたり有効期限も延びています。
特典
一覧表にしてみましたが、赤字にした3つの特典が特にお得です。
特 典 | クラブ | ゴールド エリート | プラチナ エリート | スパイア エリート |
---|---|---|---|---|
ポイントまたはマイルの獲得 | ● | ● | ● | ● |
YOUR RATE(会員専用料金) | ● | ● | ● | ● |
会員専用の電話によるカスタマーサービス | ● | ● | ● | ● |
無料宿泊特典(利用除外日がなくいつでも利用可能) | ● | ● | ● | ● |
無料宿泊特典での宿泊でエリートステータス獲得に 必要な宿泊にカウント | ● | ● | ● | ● |
無料インターネット接続 | ● | ● | ● | ● |
チェックアウト時間の延長 | – | ● | ● | ● |
エリート会員様のポイントは有効期限なし | – | ● | ● | ● |
プライオリティ・チェックイン | – | ● | ● | ● |
基本ポイントにボーナスポイントを加算 | – | 10% | 50% | 100% |
エリート繰り越し宿泊 | – | – | ● | ● |
客室の無料アップグレード | – | – | ● | ● |
客室保証 | – | – | ● | ● |
ステータス獲得・更新時には特別選択式特典を提供 | ● | |||
ハーツGoldプラス・リワーズ Five Starステータスへの限定アップグレード | – | – | – | ● |
アーリー・チェックイン | – | – | – | ● |
レイトチェックアウトは普段なら11~12時が多いでしょうが、予約状況と空室にもよるそうですが14時まで延ばしてくれます。(私はレイトチェックアウトが無理だったことは一度も無いです。)
それならチェックアウトしてから観光に出なくても、朝から観光して昼にシャワー浴びてチェックアウトなんてことも出来るわけです。
ボーナスポイントはキャンペーンも多いのでどんどん貯まっていきます。
ですが、このボーナスポイントは会員ステータスの資格条件には加算されません!
客室の無料アップグレードは空いていれば1ランク上の広い部屋や高層階・角部屋など、少し良い部屋に変えてくれるサービスです。
実体験としては「安いシングルを予約していて、広めのツインに変わる」ことが多いです。
IHGでは少なくとも国内はスイートになるような派手なアップグレードは無いようです、過度の期待は持たないようにしましょう。
あと、最安の部屋を予約した時は必ずアップグレードされていますが、少し良い部屋で予約した時はアップグレードが無かったりもしました、高い部屋ほど客室数も少ないので空いてなかったのでしょうね。
エリート会員のなりかた
復習ですがエリート会員になるには基本的に下記の宿泊数かポイントをクリアする必要があります。
特典 | クラブ | ゴールドエリート | プラチナエリート | スパイアエリート |
---|---|---|---|---|
条件 | なし(無料) | 10泊 10,000ポイント | 40泊 40,000ポイント | 75泊 7,5000ポイント |
👇先日、大阪で泊まったホテルの獲得ポイントです。
合計は10,000ポイント以上ですがエリート会員条件に加算されるのは「基本ポイント2,352」の部分だけです。

1泊20,000円弱でしたがキャンペーンもあり10,500ポイント貰えるわけで、IHGはポイントはホントに良く貯まります。
お得な貯め方 ボーナスポイントパッケージ
予約の際にボーナスポイントを購入できるプランがあり、ややこしいですがこのボーナスポイントはエリート会員条件に加算されます。
さらにややこしい事ですが、IHGには公式サイトが2個あります。
IHG公式のグローバルサイトと国内のIHGANAホテルズがあり、出てくるプランも違ったり、出てきかたが違ったりするので本当にややこしい。
IHG公式のグローバルサイトでベストフレックス料金を選択すると👇のような「ボーナスポイントを購入しますか」が出てくるコレがエリート会員条件に加算されるボーナスポイントです。
この場合+1,425円で3,000ポイント付くので基本ポイントも加えれば3泊で10,000ポイントは達成できますね。

次はIHGANAホテルズのページより予約する場合👇のようなプランがあります。
こちらは5,000ポイントです付くプランですが、「注意点は1滞在につき」である点ですね、連泊しても1回分しかつかないので分けて宿泊しましょう。

上記プランはどちらもANAクラウンプラザ京都のものですが、IHGANAホテルズのボーナスポイントパッケージはホテルによってポイントが違うので、またややこしいです。
ANAクラウンプラザホテル京都
上の例でも出しましたが10,000円前後で5,000ポイントは効果最大、2滞在でゴールドエリートです。
基本ポイントも900ポイントほど入るはずなのでプラチナエリートも7滞在で達成できます。
ホテルによってポイントが変わったりプランが無くなったりする事も多いですが、京都のこの+5,000プランは変わらずずっとある気がします。
他にもボーナスポイントパッケージ付きのホテルはありますが値段も考えると1番のおすすめです。
ボーナスポイントパッケージ注意点
①「〇泊」なのか「〇滞在」なのか?
上記では「1滞在5,000ポイント」でしたが、プランによっては「1泊につき1,000ポイント」というプランもあるので注意が必要です。
②GoToキャンペーンは対象外
現在実施されているGoToキャンペーンは換金性の高いポイントやクオカードなどでの還元プランは対象外です。
残念ながらボーナスポイントパッケージも対象外になっています。
それでも泊数でエリートを目指すより圧倒的に安いと思うので有効に利用して下さい。
財力で1撃解決 インターコンチネンタルアンバサダ―
IHGのフラッグシップであるインターコンチネンタルホテル。
このインターコンチネンタルホテルにはIHGリワードクラブとは別のインターコンチネンタルアンバサダ―と言う有料会員制度があります。
年会費は「200USD」(もしくは40,000ポイント)となかなかのお値段です。
このアンバサダープログラムはインターコンチネンタルに1回でも泊まるなら入会しても損はないであろう充実の内容なのですが、詳細はまた機会があれば解説したいと思います。
ここで重要なのはインターコンチネンタルアンバサダ―に入会するとIHGリワードクラブの プラチナエリートが付いてきます!
以前まではゴールドでしたが改正でプラチナとなり有力な選択肢になりました。
ステータスマッチ・招待など
ステータスマッチは「〇〇ホテルのエリート会員様はうちのホテルでも優遇しますよ」という感じの顧客開拓方法です。
お試しでエリート会員を体験させてもらえ、そのお試し期間内にある程度の利用をすればそのまま上級会員資格が使える形が多いかと思います。
ホテル同士のステータスマッチではないですがANA(全日空)のANAマイレージクラブの上級会員になると対象者はANA(全日空)から招待されます
- ANAブロンズ、プラチナ会員はIHGプラチナへ。
- ANAダイヤモンド会員はIHGスパイアへ。
毎年確実に行われると決まってるわけではないですが、貰えるものに出会った時は貰っておきましょう!
まとめ
私はANA(全日空)のプラチナ会員なのでANAよりIHGプラチナエリートに招待されました。
以前からこの勧誘は行われているそうで今後も招待があるかもしれません。
IHG Rewards Clubは最上のスパイアエリートになっても朝食・上級会員用のラウンジ・スイートをを含むアップグレードなどが付かないので、プラチナエリートで充分かと思っております。
個人的には現在のプラチナ期間が終わる2021年末にはインターコンチネンタルアンバサダ―へ入会しようかと考えています。
みなさまのホテルライフがより良いものになれば幸いです。
最後までお付き合い、ありがとうございました。
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