【旅行記】ふらっと福井 気比神宮・若狭彦神社/若狭姫神社

国内旅行記

みなさまこんにちは、Tenya(@kuronoir9666)です。

 

今回は最近マイブームの神社散策、福井県の敦賀・小浜へ行ってみました。

今シーズンはまだ見ていない雪でも見たいと思い立ち出発しましたが、暖かい日が続いていたので全く雪は無かったですけどね。

道中「越前国一宮・気比神宮」と「若狭国一宮・若狭彦神社/若狭姫神社」に寄ったのでその写真でも。

 

一宮や昔の地域名(令制国)については⇩別記事にしてます。

ルート 琵琶湖湖西・西大津バイパスからR162

今回は車だったので大きい道でぐるっと一周といった感じです。

西大津バイパスを通ってR161の湖西道路を敦賀まで、R27で小浜まで西航して、R162周山街道で戻ってくるルートです。

R162周山街道はバイク乗りが多く、この日も暖かかったのですごい数のバイクが美山の道の駅で休憩していました。

越前国一宮 気比神宮

今回は福井県敦賀市の「越前国一宮 気比神宮」から。

入口の大鳥居は国の重要文化財であり日本三大鳥居の一つだそうです。

所在地・データ

気比神宮は国道8号線に面しており、敦賀の街の真ん中にあります。

車の場合は北陸自動車道「敦賀IC」で降りて約10分、電車の場合はJR北陸本線「敦賀駅」から徒歩約15分とアクセスも良好です。

周囲にも観光名所がチラホラあります。

ロシア語が異様に存在感ありますね、かつてウラジオストクとの定期船も有った敦賀港なので今でも仲が良いのでしょう。(⇩クリックで拡大)

〒914-0075 福井県敦賀市曙町11-68
TEL:0770-22-0794(受付時間:9時〜17時)
駐車場:無料(100台)[大鳥居わき・境内東]

祭神(本殿)
主祭神:伊奢沙別命(いざさわけのみこと)
 祭神:仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)第14代天皇
    神功皇后(じんぐうこうごう)仲哀天皇の皇后

祭神(四社の宮)
東殿宮:日本武尊(やまとたけるのみこと)
総社宮:応神天皇(おうじんてんのう)第15代天皇。
平殿宮:玉姫命(たまひめのみこと、玉妃命)
西殿宮:武内宿禰命(たけのうちのすくねのみこと)

公式ページから案内図を貰ってきました。(クリックで拡大)
車を停めるなら東駐車場の方が大きくておススメです。

境内

大鳥居からスタートです。

横の石碑には「官幣大社」の石柱が有りました、昔の神社の格付けで、官国幣社と言って官弊社と国弊社に分かれ、さらに大・中・小で格付けされていました。

大鳥居は正確には日本三大木造鳥居だそうで、残りの2つは奈良・春日大社広島・厳島神社ですね。

大鳥居の前には気比神宮についての看板(クリックで拡大)

参道は綺麗な石畳で参拝しやすいですね。

手水舎。

鳥居と旗揚松。

奥に拝殿も見えています。

鳥居をくぐると左手には社務所・授与所。

右手には東駐車場側への神門。

中央にはもちろん拝殿です。

すこし寄ってみる。

さらに寄ってみる。

安寧(あんねい)、ほんとうにそう願いますね。

「無事でやすらかなこと。特に、世の中が穏やかで安定していること。」

帰りに大鳥居を裏側から。

行きは見落としてましたが大鳥居の説明書きもありました。(クリックで拡大)

かつては大陸との交易港として栄えた敦賀は国の重要拠点であり、その一宮である気比神宮は「北陸道総鎮守」として朝廷から特に重視された神社だったようです。

世界大戦の空襲で大鳥居以外は大半が焼失したそうですが、すぐに再建されるなど現在に至るまで愛されている神社です。

若狭国一宮 若狭彦神社/若狭姫神社

続いては福井県小浜市の「若狭国一宮 若狭彦神社/若狭姫神社」へ。

若狭国一宮は上社の「若狭彦神社」と下社の「若狭姫神社」に分かれています。

正確には若狭彦神社が一宮ですが、上下宮を合わせて若狭彦神社と呼んだりもするようで曖昧ですね。

先ほどの気比神宮との位置関係は⇩のマップで、車ならR27で1時間、高速に乗れば40分ほどの距離です。

途中の三方五湖レインボーラインは観光にもオススメです、今回は車だったので寄らずに来ました。

所在地・データ

JR小浜線の東小浜駅から徒歩で若狭姫神社まで10分、若狭彦神社まで30分ほどです。

高速道路なら舞鶴若狭道の小浜ICからすぐですが、どちらも駐車場が非常に狭く注意が必要です。

若狭彦神社(上社):福井県小浜市龍前28-7
若狭姫神社(下社):福井県小浜市遠敷65-41

TEL:0770-56-1116
駐車場:あり(無料)ただし神社正門前に数台のみ

祭神:
若狭彦神社:彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を「若狭彦神」として祀る
若狭姫神社:豊玉姫命(とよたまひめのみこと)を「若狭姫神」として祀る

昔は上社である若狭彦神社が祭祀の中心でしたが、室町時代に下社に移ったらしく現在でも社務所は若狭姫神社にしか開いていません。

境内 – 若狭姫神社

まずは若狭姫神社から紹介。

道路を挟んで向かいから、車はこの道沿いの空いたスペースに駐車するかんじです。

国幣中社。

社務所の写真を撮り忘れましたが、鳥居奥の右手の建物が社務所です。

鳥居。

左手には手水舎、コロナで閉鎖中。

神門。屋根の苔の生えた雰囲気が個人的に好みです。

神門をくぐれば左手は用途不明な建物。

右手には舞でも踊りそうな舞台みたいなの。

正面には拝殿。

こちらも良い苔具合です。

後ろの木、どでか過ぎですね。

神門に説明書きみたいなのがありました。(クリックで拡大)

苔むしっているのも含め、非常に緑豊かで個人的には好きな神社です。

綺麗な朱塗りの手入れが行き届いた神社も良いのですが、自然の中ですこし朽ちてきている雰囲気も大好きです。

境内 – 若狭彦神社

続いて若狭彦神社

神社前の砂利部分が駐車場になっています、灯篭の間まで全て使って5・6台くらいでしょうか。

国幣中社の石柱も駐車スペースのど真ん中なので頑丈な柵が付いてますな。

鳥居。

参道は高い木が多く緑が豊富です。

夫婦杉なるものものもありました、この木の間を太陽が通るらしく、その際は綺麗そうですね。

いつも思うのですが、途中から2本に分かれたか2本が成長して合体したかで意味合いがずいぶん変わりますよね。

夫婦杉を抜けると神門。

神門をくぐると拝殿が見えてきます。

拝殿をアップ。

手水は吹きさらし。奥の建物も朽ちかけでわびさび?

拝殿にお参り。

拝殿から本殿も良く見えました。

神門を裏から。

若狭姫神社(下社)でも思いましたが、この雰囲気はかなり好みです。

自然の中で自然と共にあるのが日本の信仰だからでしょうか。

ちょっと朽ち過ぎな建物もありましたが、うまく調和して長く愛されてくれれば良いなと思います。

まとめ

今回はふらっと福井県へ行ってきました。

以前からバイクではツーリングに出かけていましたが、ちょうど良い位置に一宮が2社もあるので今回は神社に寄ってみる福井散策となりました。

気比神宮は街中ですが適度に緑も豊かで綺麗な神社でした。

うって変わって若狭彦/若狭姫神社は自然の中で自然のままに、といった雰囲気でした。

どちらも違った魅力だと思いますので、機会があればぜひ寄ってみて下さい。

 

最後までお付き合い、ありがとうございました。

 

一宮や昔の地域名(令制国)については⇩別記事にしてます。

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