【旅行記】熊野三山 三重・和歌山旅〈後編・熊野〉熊野速玉大社・熊野那智大社・熊野本宮大社・那智の滝

国内旅行記

みなさまこんにちは、Tenya(@kuronoir9666)です。

 

今回は前回に引き続き熊野三山・那智の滝へ神社を巡るツーリングの後編です。

三重県の鈴鹿から今回は伊勢付近を無視して南下し熊野へ、そして北上し奈良を経由で帰る旅程です。

 

後編という事で今回のメインの熊野までに立ち寄った「熊野速玉大社・熊野那智大社・熊野本宮大社・那智の滝」の三社とひと滝でお送りします。

さらに帰りの奈良でも一宮(いちのみや)に寄りましたが、今回は熊野だけで十分な量なので次回にとっておきたいと思います。

 

前編はこちら⇩

後編の後のおまけはこちら⇩

熊野三山はどれも一宮では無いですが、一宮や昔の地域名(令制国)については⇩コチラにどうぞ

ルート 熊野から奈良

前日に鈴鹿から熊野まで下り今日は熊野からスタートです。

奈良市までで270㎞あるので長旅です、この日は朝イチから出発しました。

熊野三山(くまのさんざん)

熊野三山は「熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社」の三社の総称で日本全国に約3千社ある熊野神社の総本社です。

熊野市は三重県ですが熊野三山は全て和歌山県にあります。

2004年7月7日に「紀伊山地の霊場と参詣道(きいさんちのれいじょうとさんけいみち)」として世界文化遺産に登録されました。

地域は広大で和歌山県・奈良県・三重県にまたがる3つの霊場(吉野・大峰、熊野三山、高野山)と参詣道(熊野参詣道、大峯奥駈道、高野参詣道)が入っているそうです。

熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)

まずは宿から近い順に「熊野速玉大社」へ。

所在地・データ

熊野川を挟んで三重と和歌山の県境にあり、熊野三山の中ではアクセスしやすい位置です。

最寄り駅はJR紀伊本線の新宮駅で「特急くろしお・南紀」も停車します。

〒647-0081 和歌山県新宮市新宮1番地
Tel:0735-22-2533
社務所:08:00~17:00
駐車場:有(無料)

主祭神:結 宮(第一殿)熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)
    速玉宮(第二殿)熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)

祭神は他にもたくさん祀られていますが、あまりにも数が多いので省きます。

境内

入口の鳥居、街中ですが緑は豊富です。

境内のマップを公式ページから頂いてきました。

入ってすぐの八咫烏神社、熊野は八咫烏とも関係が深いようです。

手水舎。

大禮殿(大礼殿)。

神門。

神門をくぐると拝殿です。

拝殿からはメインどころ、結宮と速玉宮が拝めます。

ここが熊野夫須美大神と熊野速玉大神ですね。

大きな拝殿の横にも小さな祭壇があり様々な神様が祀られています。

振り向いたら世界遺産登録の記念碑みたいなのがありました。

街中にあり広くは無いですが緑も豊かで良い神社です。

熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)

次に訪れたのは「熊野那智大社」と「那智の滝」です。

所在地・データ

JR紀伊勝浦駅から熊野御坊南海バスで那智山バス停まで約30分です。

特急で来た方はJR紀伊勝浦駅ですが、他の観光地と絡めて普通電車やバスで来た方は那智駅の方が便利です。

私はバイクだったので使っていませんが熊野三山へは熊野御坊南海バスが便利そうです。

公式ページから頂いてきました。(クリックで拡大)

〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
Tel:0735-55-0321 Fax:0735-55-0643
駐車場:有(30台・無料)※バイク不可
    ※ただし駐車場への道は通行料800円が必要
参拝時間:07:00~16:30(正式参拝・御祈祷は08:00~15:30)

主祭神:熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)
 祭神:熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)
    家津御子大神(けつみみこのおおかみ)

こちらも他に沢山の祭神が祭られいていますが、途中の看板にも他の神は割愛されていました。

参道から境内

神社の駐車場は途中の道路が有料ですが神社の横まで行けるため階段の参道を登らなくてすみます。

車イスや階段がしんどい方は大人しく上まで車で行きましょう。

せっかくなので下から歩きます、バイクは下のお土産屋さんに停められました。

おそらく本来は「買物してくれたら無料」的な雰囲気でしたが、閑散期だったためかバイクだったためか、従業員さん誰にも会わず請求されずに終わりました。

なかなかの階段でしたね。

途中で参拝道案内板を発見。(クリックで拡大)

何とか真ん中付近の鳥居まで、まだもうちょっとあります。

これを登り切れば到着。

登り切った鳥居のそばには手水舎。

熊野那智大社について。(クリックで拡大)

やっと拝殿にたどり着きました。

中には人が、これから祈祷でしょうか?

拝殿の横には八咫烏が祀られてる御縣彦社(みあがたひこしゃ)が有ります。

さらに横は宝物殿。

上まで登ってきたので見晴らしが良いです。

隣の青岸渡寺からの景色ですが那智の滝まで見えています。

別宮 那智御滝・飛瀧神社(ひろうじんじゃ)

熊野那智大社から下り10分ほど歩いたら「飛瀧神社」に着きます。

鳥居をくぐれば、ここにも世界遺産の石碑。

背の高い木の間を参道が続きます。

下までたどり着きました。

さらに奥には有料ですが滝を拝める場所も有り。

お滝拝所舞台(参入料 大人:300円・小中学生:200円 未就学児:無料)

アップダウンも激しく結構歩かされますが、自然信仰である熊野っぽくて良いですね。

森と滝のマイナスイオンとなかなかの運動でスッキリできます。

熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)

最後は「熊野本宮大社」です。

所在地・データ

最初の熊野速玉神社から車で50分ほど走っていくとたどり着けます。

熊野速玉神社の最寄り駅、JA新宮駅からバスが出てるようです。

熊野御坊南海バス ➡ 公式ページ

白浜方面の紀伊田辺駅や南紀白浜空港からの直行バスも有るようです。

自家用車ではない方は来る方面によって様々な路線があり、ややこしいので熊野本宮大社の公式ページのアクセスで確認してください。

〒647-1731 和歌山県田辺市本宮町本宮1110
Tel:0735-42-0009 Fax:0735-42-0753
駐車場:有(無料)
参拝時間:08:00~17:00

主祭神:家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)
 祭神:熊野牟須美大神(くまのふすみのおおかみ)
    速玉之男神(はやたまのおのかみ)
    天照大神(あまてらすおおみかみ)

読み方が同じでも漢字が違ったり、少し表記が違っても同じ神様だったり、神仏習合でそれぞれに仏名も有ったり、本当にややこしいです。
そして、ここも他の神様もたくさん祀っています。

境内

瑞鳳殿の駐車場から歩けばすぐに境内です。

ここも階段(158段)ですが社殿までバリアフリーの道も有るようです。

階段を登りきると手水舎、コロナ仕様。

神門、菊花紋章が目立ってますね。

神門横に由来や祭神などが記されてました。(クリックで拡大)

拝殿、左右には八咫烏。

中も質素な感じです。

八咫烏について。(クリックで拡大)

拝殿横には様々な神を祀る社殿が並びます。

熊野本宮大社はほかの熊野三山と違い朱塗りではなく質素な感じですね。

本宮より歩いて10分の所に旧社地大斎原があり、その途中に伊邪那美大神が祀られている産田社もあります。

今回は行かなかったですが、ぜひ一緒に立ち寄って下さい。

まとめ

今回は熊野三山熊野速玉大社熊野那智大社熊野本宮大社」と那智の滝でした。

少しの違いがあれど、どこも熊野十二所権現と言い12の神を祀っているようで、その中でも主なのが「熊野牟須美大神・速玉之男神・家津美御子大神」の三柱です。

今回はバイクでさらっと回りましたが、熊野は熊野古道も含め自分の足で巡るのが贅沢で良いと思います。

関西圏で近いので、私も次回はゆっくり回りたいですね。

 

最後までお付き合い、ありがとうございました。

 

前編はこちら⇩

後編の後のおまけはこちら⇩

熊野三山はどれも一宮では無いですが、一宮や昔の地域名(令制国)については⇩コチラにどうぞ

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