さんふらわあ 関西-九州を一晩で結ぶ定期フェリー 3路線

国内旅行記

みなさまこんにちは、Tenya(@Tenya96)です。

今回も九州旅行関連ですが、今回は「フェリーさんふらわあ」について。

さんふらわあは「兵庫-大分」「大阪-大分」「大阪-鹿児島」の3航路で運航している大型フェリーで親会社は大手海運会社の商船三井です。

私が利用したのは「大阪-鹿児島」の航路でしたので、そちらも含めてお伝えしたいと思います。

現在は「さんふらわあ」もGoToキャンペーンの対象であり、かなりお得に旅できます。

 

さんふらわあを利用した九州縦断旅行は👇こちら

さんふらわあ とは

日本の3大海運会社である商船三井の傘下のフェリー会社。

歴史は長く合併や新会社設立など色々と有りますが全部は語れないので省略しますが、2012年で大阪商船(商船三井の前身)が開設した阪神・別府航路は100周年だったそうです。

2005年より「さんふらわあ」として展開を初め、2009年に会社も「さんふらわあ」となり現在に至ります。

商船三井の船はファンネルマークがオレンジ一色なので分かりやすいです。

ファンネルマークは煙突部分のマークの事で各会社によって違います。

👆公式ページより  公式ページはこちら👉 フェリーさんふらわあ

航路・船舶 概要

詳しい料金などは書けばきりがないので公式HPに任せて概要を記していきたいと思います。

部屋の名称や呼び名などは各船舶である程度共通なので雰囲気を掴んでください。

各航路で共通のプラン・部屋の名称

まずフェリーに自由席は無く全て指定席です。(あたりまえか?)

そして一部で船独特の呼び名があるので感覚で掴んでください。

ツーリスト

ツーリストは座敷の大部屋で自分のスペースは布団だけです。

現状はコロナで乗客同士の距離は広げているでしょうが普段であれば10~16名の座敷で最安。

プライベートベッドは大部屋ですが壁やカーテンで仕切られた自分のBoxがあります。

ホテル・ホステルで言うドミトリーと同様の感覚で、私は1人なら寝るだけなのでこのグレードを選びます。

プライベートベッド

それ以上の客室はホテルとも変わらずスタンダードデラックスといった個室になっていきます。

船舶によってはスイートもありますし、ペットに配慮したWithペットルームであったり、くまモンルームキティルームなんてのも有りお子様でも楽しめるのではないでしょうか。

あくまで主観ですが、料金に関しては乗客のみならツーリスト9,000円プライベートベット13,000円ぐらいで認識しています。

航路① 大阪(南港)-大分(別府)

第1の航路は「大阪(南港)-大分(別府)」です。

さんふらわあの歴史はこの航路から始まりました。(正確には大阪-神戸-別府でしたが)

使用船舶は さんふらわあ こばると/あいぼり です。

3航路の中で最も歴史が古いですし、現在の使用船舶も1977年/1978年に就航でさんふらわあで最も年季の入った船舶です。

もちろん改修されてるので汚くはないですがやはり設計の古さは感じます。

新造船が決まり現在建造中です。2022~2023に就航予定で名称はくれないむらさきの予定だそうです。この新造船の船舶は昨今の環境に配慮し日本初のLNG燃料フェリーとなるそうです。

航路と時刻表は👇の通り

 大阪発  別府着    別府発  大阪着 
日~木19:0506:5518:4506:35
金・土19:5507:4519:3507:35

航路② 兵庫(神戸)-大分(大分)

第2の航路は「大阪(南港)-大分(大分)」です。

かつてはダイヤモンドフェリーとして運行していました、使用船舶は さんふらわあ ごーると/ぱーる です。

この航路だけは使用したことが無いのですが、神戸の発着地は六甲アイランドなので便利そうです。

航路と時刻表は👇の通り

 神戸発  大分着    大分発  神戸着 
日~木19:0006:2019:1506:35
金・土19:5007:2019:3007:55

航路③ 大阪(南港)-鹿児島(志布志)

第3の航路は「大阪(南港)-鹿児島(志布志)」でこの航路もかつてはダイヤモンドフェリーでした。

使用船舶は2018年に新造船された さんふらわあ さつま/きりしま です。

後ほど書きますが今回の九州旅行で使ったのがこの航路で、船はさんふらわあきりしまでした。

他の2航路は瀬戸内海を航行しますが、この航路だけは四国沖の太平洋を航行します。

航路と時刻表は👇の通り

 大阪発  志布志着    志布志発  大阪着 
月~木17:5508:5517:5507:40
17:5508:5517:5507:50
17:5509:4018:3008:50
17:0008:5517:0007:40

料金の目安 プラン別の例

航路や部屋等によって変わるので、ありそうなプランで目安だけ記しておきます。

プラン① 一人旅(withバイク) バイクの排気量は値段に関係なし
         ツーリスト  9,000~10,000円(15,000~18,000円)
     プライベートベッド 12,500~13,500円(18,700~20,000円)

プラン② 二人旅(with乗用車) 乗用車料金に1人分のツーリスト料金を含む
         ツーリスト 18,000~20,000円(37,000~42,000円)
     プライベートベッド 24,800~28,000円(43,700~48,000円)
        スタンダード 31,900~37,000円(47,900~53,000円) 二人部屋

プラン③ 家族with乗用車(夫婦+子供1人+幼児1人) 大人1人につき幼児の添い寝は無料
        スタンダード 59,000~66,000円 四人部屋

細かいプランは沢山あるので詳しくは 公式ページ で試算してみて下さい。

Go To キャンペーン

さんふらわあ」もGoToキャンペーンの対象となっています。

手順は①公式サイトから予約そして②STAY NAVIからキャンペーン申請するだけ!

以前はGoToの事務局に還付申請が必要だったので、だいぶ楽になりました。

細かい手順は さんふらわあ か STAY NAVI のページへどうぞ、すぐ理解できると思います。

  

キャンペーンを利用すると前記したプラン③の家族の場合でしたら40,000円程で家族と車を一晩で運んでくれます

自家用車で移動できれば小さいお子さんの居る家庭でも旅が楽になるとのでオススメです。

小さい子供を連れての飛行機や新幹線はとても気を遣うものですし。

さんふらわあ きりしま

私が今回の九州旅行で乗った船、「さんふらわあ きりしま」です。

長さ192m、幅27mの大きなフェリーで定員は709名、最大速力は23ノット(約42㎞/h)。

192mを縦にすると(関西人なので大阪の建物ですが)リッツ・カールトン大阪のあるハービスOSAKAよりも少し大きいですね。

ちなみにキタのランドマーク、グランフロント大阪は高さ179.5 mだそうです。

「きりしま」の名前の由来は地名でしょうか?

姉妹船に「さつま」が有りますが、今回は乗るのが「きりしま」になったので道中に「霧島神宮」にも寄ってきましたがそれは別の話で。

大きすぎて真横からは写真には納まらなかったです(涙)

内部は8階建てで1~5階は車両甲板(航海中は入れないので荷物を忘れないように!)

6階が乗客フロアの入口でレストランなどが有り、客室は6~8階に分かれていました。

エントランス👇

ロビー? このあと顔見知り同士のトラックのおじさま達が集まって夕食していました♪

これが商船三井のオレンジ一色のファンネル(煙突)です。 んー、大きすぎぃ

まとめ

さんふらわあは楽に「大阪・神戸-九州」を移動できる良い選択肢となります。

特にマイカーで旅行に行きたい人、小さな子供の居る家族にはかなりオススメできます。

様々な割引プランも有りますし、特に今の時期はGoToキャンペーンでさらにお得です!

個人的にイチオシなのは関西在住のライダー・ドライバーさん

大阪→大分で九州に行き、マイカーorバイクで九州を満喫し、鹿児島→大阪で帰ってくるプランは割引も有りオススメです。

 

「関西-九州」の移動がある方、九州旅行に興味を持った方、ぜひ「さんふらわあ」も移動の候補に入れてみて下さい、飛行機や新幹線とは違った趣がありますよ。

 

最後までお付き合い、ありがとうございました。

 

さんふらわあを利用した九州縦断旅行は👇こちら

👇「きりしま」の名を持つ南九州最大の神社「霧島神宮」にも行ってきました!

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