皆様こんにちは、Tenya(@Tenya96)です。
さて今回もフランス旅行記ですが、パリではなく港町のマルセイユへ移動してきました。
何となく「地中海沿いにも行っとくかー」ぐらいの軽いノリで来ましたが、大きな街では無いので意外と二泊三日でも色々と回れましたね。
市街地散策から観光名所まで、写真多めで紹介していきたいと思います。
フランス旅行のまとめ記事は⇩コチラ
マルセイユ市内観光
まずはマルセイユの中央駅「Saint-Charles駅」。
積極的にお金を要求してくる物乞いも居て治安はちょっと悪いですが、駅舎は綺麗です。

少し歩いてマルセイユ港に通じる道へ。
左右にはお洒落な建物、そして街路樹、車などは入れないので散歩も安心です。

振り返るとマルセイユ港、休日だったので沢山の人で賑わっています。

地図で見ると⇩のあたり。

マルセイユ港の目の前にはバーガーキング、港を眺めながら軽く昼食を頂きました。

マルセイユ港には多くのヨットやモーターボートが所狭しと係留されています。
コの字型の港の周辺はお洒落なレストラン・雑貨屋・ホテルなどが軒を連ねていました。

バスに乗ってて発見した「マルセイユ石けん博物館」。
コの字型の港の南側の中央ぐらいの所にありました、この時に寄らなかったら残念ながら翌日はお休みで入れませんでした。
有名なマルセイユ石鹸の歴史が分かったり、自分で手作り石鹸を作れたりするそうです。

サン・ヴィクトール修道院
さてまずは丘の上に有る「サン・ヴィクトール修道院」へやってきました。
聖カシアンが設立し、名前の由来は地元の聖人・兵士で殉教者のヴィクトルさん。

位置は⇩。
港付近からバス5分+徒歩5分ぐらいでした、距離は近いですがまぁまぁ上り坂でしたね。

入口からかなり年季が入っていて雰囲気が有りますね、中も重厚感たっぷり。
元は5世紀ぐらいの建造らしいですが、何度か破壊と再建をしているようです。

磔の十字架が横に有って中央が絵と言うのは珍しい気がしますね。

祭壇をアップに。
絵が祭壇の中心なのは漁師の守護聖人である聖ヴィクトルを祀る事と関係あるのかな?

地下にも広い空間が広がっています。

地下にも祭壇がありました、凄い雰囲気が有りますねー。

修道院は丘の上にあるので見晴らしも良いです、こちらのマリーナにも大量のボートが係留されていますね

セントージョン要塞
サン・ヴィクトール修道院の高台から港越しに見えるのが「セントージョン要塞」。
⇩の中央の建物です。

地図ではこんな距離感。
車なら海底トンネルですぐですが、乗った60番のバスはぐるっと港を回るルートで20分ぐらいでした。

要塞だけあって高くて頑丈そうな建物。

要塞の周りには海の間に散歩コースが有りました。

みんな散歩したり、海沿いでお喋りや読書など、自由に楽しんではりました。

中に入ってきました、今は緑豊かでお洒落になっていました。

元要塞だけあって見晴らしもとても良いですね、港の入口が一望できます。

北側の風景、少し北側には「マルセイユ大聖堂」が見えます。

南側の風景、主要な場所に矢印を打ってみました。
山の上の方に有る教会は「ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院」その少し手前に有るのが先に行った「サン・ヴィクトール修道院」、右の大きいのは休業中で入れませんでしたが「セントニコラウス砦」。

マルセイユ大聖堂
正面までやってきました、工事中ですね。

位置は港から少し北側、港からも徒歩圏内です。

裏へ回ってみた。
思ったより複雑な構造になっていて、カラーも縞模様みたいになっていました。

中に入ると見事な造り、中も2色の石が使われてますね。
ローマカトリックの大聖堂でマルセイユ大司教区の本拠地だそうです。

細部まで綺麗です。
とても綺麗なのは当たり前で、こちらは1896年に建設された新大聖堂でした。

席数は3000席ありフランスの中でも最大の大聖堂の1つらしい。
歴史ある古い教会も良いですが、新しい教会も思ってたより好みな雰囲気でした。

表の工事はステンドグラスの補修とかだったようですね。
ここのパイプオルガンは横向きのスタイル、べつに奏者でも何でもないですが個人的にはパイプは縦派です、横向きって何か発射しそうで気になります。

ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院
最後に訪れたのは最も高い丘の上に有る「ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院」。
こちらもカトリックの教会です。

位置は⇩。
60番のバスがセントージョン要塞から港を回って寺院の真下まで運行しています。

入口から見上げて。
こちらも縞模様ですね、てっぺんに有るのは聖母マリア像。

建設に40年以上かかっていて、古い部分を修復しながら最終的には1897年に完成したそうです。
こちらも比較的新しい教会で、中もとても綺麗です。

画面が反射して見にくいですが、クレジットカードのVisaタッチでロウソク等も購入できます。
日本の神社もこうすれば賽銭の両替問題も解決ですね、IT後進国の日本には受け入れられにくそうな気がしますが。

メインの祭壇へ。
シルバーバージンとよばれる子供をかかえた聖母の像。

祭壇の上部を引きで撮ってみました、装飾も細かく細部まで美しいですね。

丘の上なのでマルセイユの街を見渡せます。

西側の海に浮かぶ小さな島には「シャトー・ディフ」。
アレクサンドル・デュマ・ペールの『モンテ・クリスト伯(巌窟王とも)』の舞台です。

まとめ
マルセイユの教会や史跡を巡ってみました。
他にも博物館なども結構あったのでもう1日あれば良かったかと思います、3泊4日ぐらいがオススメですかね。
マルセイユも含めこの地方は「プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏」らしく大都市では無いですがニースなども含め味のある街がいくつか有るそうなので、時間のある方は廻ってみるのも良いと思います。
最後に、フランス最大の港町なので地中海の各地にフェリーが運行されています。
私は飛行機を利用しましたが、地中海フェリーの旅もきっと良いでしょうね。
みなさんの旅の一助になってくれれば幸いです。
最後までお付き合い、ありがとうございました。
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