ゆるりメキシコ旅 メキシコシティ後編 ソカロ散策・ティオティワカン遺跡

海外旅行記

みなさまこんにちは、Tenya(@Tenya96)です。

 

メキシコ観光、メキシコシティの後編です。

基本は行き当たりばったりのノープラン旅行なので無駄も多いですが、郊外のティオティワカン遺跡もツアーじゃなくても意外と行けました。

今回は大きく分けて⇩の2個所でお送りしたいと思います。

・ソカロ周辺の散策
・ティオティワカン遺跡

沢山調べて計画したわけではないので情報が役に立つかは微妙ですが、みなさまの旅の一助になれば幸いです。

メキシコ観光 ソカロ周辺・ティオティワカン遺跡

さてまずはメキシコシティのソカロ周辺から始めていきたいと思います。

ソカロ広場からアラメダセントラル公園

中心地のソカロ周辺、そしてアラメダセントラル公園の辺りの散策へ。

散策範囲は⇩ぐらいの範囲。

アラメダセントラル公園はMetroHidalgo駅(イダルゴ駅)に近いので、毎日のように食事に出てましたので一日で散策したわけではないですが。

Hidalgo(イダルゴ)駅はMetoro(地下鉄)の2号線と3号線の交差駅になっています。
3号線は北バスターミナルに行く場合に多くの方が使用するはずです。
また、地上にはMetrobúsの7号線が走っており、私は圧倒的にこの路線のお世話になりました。

Metrobús 7号線

私が毎日のようにお世話になった交通機関がこの「Metorobús 7号線」です。

路線図も有るのですが位置が把握しにくいのでマップにラインを引いてみました。

イダルゴ駅からMetroの2号線に乗り換えたらソカロまで楽に行けます。

私は散策とレストラン探しをかねて徒歩でしたが、ゆっくり歩いても30分ぐらいだったと思います。

乗車にはこんな感じの色々と乗れるプリペイドICカードを利用します、メトロブスの運賃はMX$6です。

六個のロゴが有りますが左上がメトロで下の真ん中がメトロブスですね、他の4個は利用していないので不明です。

日本の良くあるバスと違い道路上の専用のレーンを走りバス停も改札が有ります、日本だと路面電車の駅なような形を想像して貰えれば近いのではないかと。

専用レーンがあるのでデモやイベントで道路自体が封鎖されない限り、渋滞の影響も受けづらいので渋滞の多い時間帯でも非常に便利です。

車両は⇧のようなトリプルデッカーや、二階建てバスなど綺麗で快適です。

走ってるバスの手前の対向車線に一般車両と区切られたバス専用のレーンがあるのも見えますかね?

メキシコシティではバスにも女性専用エリアが有るので注意してください。
二階建てバスの一階後方や上のトリプルデッカーの前方は女性専用エリアでした。
色がピンクだったり、張り紙がしてあったり、知っていれば気付けると思います。

メトロもメトロブスも駅には必ず警官が居てチェックされているので治安は良さそうですね。

メトロは通勤時には山手線なみに混んでて嫌になりUberにしましたが、メトロブスは私が乗った時は比較的マシでした。

ソカロ広場

イベントも行われる大きな広場で、360度どこを見渡しても素晴らしい雰囲気。

メキシコシティ歴史地区とソチミルコ」として世界文化遺産に登録されています。

こちらはメトロポリタン大聖堂

左右に長すぎて収まりきってないですが、国立宮殿

メキシコの大統領もここで仕事してるらしいです。

スペイン語で詳細は不明でしたが、この日は何かあったらしく入場できる時間が短く中には入れませんでした。

右の建物はホテルで左は市庁舎。

メキシコだけでなく海外では国旗が良く掲揚されてますね、日本では街で見る機会が少ないですがとても良い文化だと思います。

左は国立宮殿、右はデパート、真ん中の奥は裁判所だそうです。

デパートやホテルも周囲の景観としっかりマッチしており、高層ビルも無いので素晴らしい景色です。

メトロポリタン大聖堂

スペイン語だと「Catedral Metropolitana de la Ciudad de México」。

色々あったのでしょうが(多分お金とか)1818年の完成まで建設に250年ぐらいかかってます。

著名な建築家が何人も招聘され、建設に時間がかかったせいもあってか、ゴシック、ルネサンス、バロック、新古典主義などの様式が混在するカテドラルになったそうです。

その辺りの違いや、宗派の違い等も理解できればより楽しめるとは思うのですが、なかなか。

皆さんお祈りに来ています。

中央の通路にタイルではなくフタされた場所があり気になりましたね。

タイルの補修中でしょうか、はたまた舞台装置の迫(せり)みたいなのでも有るのでしょうか?

こちらは金ぴか、すぐ目の前まで行くことが出来ます。

この大聖堂は別名で「聖母の被昇天メトロポリタン大聖堂」とも呼ばれるそうで。

金ぴかの中央には聖母マリア様(だと思う)の絵が飾られています。

荘厳といった言葉がぴったりの空間でした。

メキシコはローマ・カトリックの信者が人口の82.7%(91%との表記も有り)と、ブラジルに次いで世界で2番目にカトリック人口が多い国だそうです。

メトロポリタン大聖堂の裏にはテンプロ・マヨールと言う博物館が有ります。
今回は休業中で行けなかったですが、開いていれば是非そちらにも足を延ばしてください。

ベジャス・アルテス宮殿

さて道路の向かいに見えるのは「ベジャス・アルテス宮殿Palacio de Bellas Artes」です。

中は博物館や美術館となっていますが閉まっていました、コロナ禍で休み&閉館時間みたいでした、ノープランなのでこんなんばっかですね。

メキシコは遅くまで明るいので分かりずらいですが、17時過ぎぐらいだったはずです。

せっかくなので正面ポイ所から写真を一枚、withアイスクリーム屋。

綺麗な建物ですが張り紙や立ち入り禁止のトラテープでちょっと台無しですね。

振り返るとメキシコシティのランドマーク「ラテンアメリカ・タワー」がありました。

高さ182mの42階建てのタワーで上には展望レストランやカフェもあるそうです、値段は調べたところ大人でMX$110(約600円)でした。

夜景が綺麗らしいので、皆さんはぜひ寄ってみて下さい。

私はというと、汗をかいたので早急に水分補給がしたく展望台には寄らずに店に入ったら、そのまま吞んだくれてしましました。

ティオティワカン遺跡

翌日は朝からティオティワカン遺跡Teotihuacan)へ。

メキシコシティ北東約50㎞ぐらいにある紀元前2世紀~6世紀まで繁栄した宗教都市の遺跡です。

同時代の日本は弥生時代ですね。

1987年に「古代都市テオティワカン」として世界文化遺産に登録されました。

ティオティワカン遺跡への道のり

ティオティワカンへはメキシコシティの北バスターミナルからバスで行くのが王道かと思います。

Metroの5号線「Autobuses del Norte駅」が目の前に有りますが、この5号線があまり観光地を通る路線ではないので交通の便はイマイチです。

私の場合「Metrobús7号線➡Metro3号線➡Metro5号線」と何度も乗換が必要で億劫だったので、大人しくUberを利用しました。

昔はUberで乗り付けたら縄張り争いでTAXIのやつらにUberの人の車がボコボコにされた、なんて真偽は定かでない話も有りますが、今はそんな事は無いです。

北バスターミナルは「Terminal de Autobuses del Norte」と言う名前です、「テルミナル・デ・アウトブセス・デル・ノルテ」ってカタカナ読みで通します。

建物は大きすぎて写真にうまく収まらない。

スグ出発の便になったので、チケットブースとバスの写真は撮れず。

バス会社は「Autobuses Teotihuacan」でカウンターはターミナルのほぼ北の端に有ります、料金は往復でMX$104(約600円)、所要時間は約60分です。

⇩車内はこんな感じの観光バス。

気をつけないと駄目なのは遺跡だけに停まるわけでは無いという事です。
周囲について行けば良さそうな観光客が少ない場合は運転手に「pirámide/ピラミデ」とアピっておきましょう。

軽く調べた時間より開くのが遅くなっていて、入口で少し待たされました。

営業時間は⇩の通り09:00~17:00、料金はMX$80(約480円)です。

ビデオ撮影をするなら別途MX$50かかるみたいですね。

ティオティワカン遺跡の内部へ

南の入口から入りました、南北に長い一本道が「死者の道」です。

入ってすぐに世界遺産の表示。

飲食禁止となってましたが、暑いのでペットボトルの水は問題ないようです。

入ったらすぐに遺跡内が見渡せます、驚きの広さですね。

ケツァルコアトルの神殿

まずは一番南にある「ケツァルコアトルの神殿」へ。

この時点で結構大きいと思いますけど、メインはもっと大きいらしい。

普段はある程度は中まで入いれて「羽毛の生えた蛇」の彫刻がみれるようです。

私が行った時は残念ながら閉鎖されていました。

死者の道

それでは「死者の道」を進んで行きたいと思います。

普段なら道の左右に沢山の民芸品屋さんが並ぶらしいですが、コロナのせいか少なかったです。

そのおかげもあって、凄い広々とした景色で最高です。

ちなみに長さは4km・幅は45mもあるそうです、ただ歩くだけで1時間コースですね。

ところどころ石段でアップダウンが有ります。

前にカップルとガイドさんが居たので、たまに英語ガイドの恩恵にあずかりながら散策です。

上のガイドさんいわく⇩のように継ぎ目に小さい石が沢山ある部分は修復箇所だそうです。

わざと小石を入れてあり、要するにこの小石が入ってない部分が修復していない昔のままである部分です。

太陽のピラミッド

さて、死者の道を進んで行くと右手に「太陽のピラミッド」が見えてきました。

高さは65mで世界三位、登れるピラミッドとしては世界一らしい。

世界一はギザ・クフ王のピラミッド(エジプト)で146mらしいので約半分ほどの高さ。

それでも圧倒的な大きさです。

年に2回、太陽がピラミッドの真上に来る・真正面に沈む、というように設計されているそうです。

昔の人は凄いですね。

せっかくなので完全に逆光になりますが、太陽のピラミッドwith太陽で写真を。

現在は5段になってますが、修復が終わってから最近の研究で実は昔は4段だと分かってきたそうです。

頂上までは248段の階段(しかも後半は急勾配!)らしいですが、見ての通り誰も登っていません。

案の定、閉鎖中でした。

月のピラミッド

死者の道に戻り、さらに進んで行くと突き当りが「月のピラミッド」です。

こちらも普段は中段までなら登れるハズなのですが、、、閉鎖中(涙)

様々な儀式はこちらの月のピラミッドで行われていたらしいです。

最盛期の人口は20万人とも言われているらしいですが
一体誰が作ったのか? どんな民族が住んでいたのか? なぜ滅亡したのか?
まだ解明されていないことが多く、謎だらけですね。

写真を撮りやすそうな1mぐらいの台地が有ったので⇩全景を。

振り返って「死者の道」。

ピラミッドに登れないからか右手の遺跡上からみんな写真を撮っていましたね、後で私も行ってみます。

小高い遺跡からの写真

小高い遺跡からの「死者の道」と「太陽のピラミッド」。

太陽のピラミッド」へズームイン。

こちらは「月のピラミッド」。

月のピラミッド」もズームイン。

この高台は北側の出入口すぐの所にあります。

近所には他にも「ケツアルパパロトル宮殿」や「ジャガーの宮殿」が有るのですが。

暑い中をさんざん歩き疲れたのと午後から別の用事があったので寄らずに帰りました。

ティオティワカン遺跡 帰りのバス停

遺跡の出入口は北・中央・南の三ヵ所で、だいぶ上の地図にバスの乗り場と降り場を書いておきました。

条件は良く分からないですが、たまに違う出入口に着くバスが有ったりもするようです、何でだろ。

帰りのバスは私は中央出入口で乗りましたが、北出入口で乗ったという情報も有るのでどちらでも乗れるのかもしれません。

ただし明確なバス停などはなく待つのは路上です。

⇩見えているのは中央出入口、出入口の向かい少し北側で待ちます。

北を向くとこんな感じ、それっぽいバスが来たら停めて乗ります

メキシコのバスは手を上げないと止まりません
ちゃんとしたバス停であっても立ってるだけでは止まってくれないので要注意です。

⇩こんな風に手を挙げてバスをしっかり停めましょう。

メキシコの人は人差し指を1本立てて挙げてる人が多い気がします。

それっぽいバスと書きましたが、わざわざこの道を来るバスですしハズレは無いと思います。

停まったバスの運転手さんに往復で買ったチケットを見せればわかってもらえます、ちなみにバスの大きさは様々です。

メキシコシティ後編 まとめ

メキシコシティのセントロ・ソカロ周辺ティオティワカン遺跡でした。

振り返ってみるとコロナのせいも有るでしょうが、ノープラン過ぎて全然ダメですね(汗

観光名所の中には入れなかったり、お酒の誘惑に負けて入らなかったり。

ピラミッドは入れないし登れない。

まぁ、私自身はまた来たら良いだけなので全く気にならないですが、みなさんに紹介するにはあまりにも適当すぎて申し訳なくなります。

というか、メキシコは5年以内に今度はもっと長期で行くつもりです。

 

みなさんにメキシコへの興味を持ってもらえたり、たいして詳しくもない記事ですが旅の一助になってくれれば幸いです。

良く分からない部分が有ればコメントやツイッターで質問いただければ、出来る限り頑張って答えたいと思います。

最後までお付き合い、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました