皆様こんにちは、Tenya(@Tenya96)です。
のんびりマイペースにフランスを観光していますが、今回はモンサンミッシェル(Mont Saint-Michel)について最終話。
今回は島内散策とモンサンミシェル修道院ついてお送りしたいと思います。
島内で一泊したので、夜にも行ってみましたが墓地とかもあって肝試しでした。
かなり有名な観光地なので皆さんご存じかとは思います。
今回も写真多めでお送りします。
フランス旅行のまとめ記事は⇩コチラ
モン・サン・ミッシェル島
さてモンサンミシェルに到着したのは15:00頃でした。
到着日はあいにくの曇り空でしたが、写真やテレビで見た光景が眼前に広がるとやはり感動しますね。
干潮なのか全く孤島感はないですが、大潮の満潮ともなると連絡橋まで完全に水没するそうです。

モンサンミシェルの潮位について
ここでモンサンミシェルの潮位について。
モンサンミシェルの潮汐を知りたければ近隣の町「サン・マロ」のデータを参照します。
潮汐表は色々な所で得られますが、モンサンミシェル観光案内所のページを紹介しましょう。

仕様が変わっていたら申し訳ないですが、右上の波マークで潮汐表に飛べます。
フランス語か英語の選択は波マークの少し左に有るはずです。
⇩こんなページに行くはずなので、簡単に潮汐は調べられます。

目安として潮位が12.85mを越えると橋が水没しだすそうです。
㎝かと思いましたが数字が合わないので調べてみたら上のCOEFの数字は水位の高さではなく水没具合の係数だそうです、だいたい100で12.3mになっていました。
場合によっては橋を渡れなくなるので要注意、とはいえ橋が完全に水没するような大潮の満潮は年に数回ぐらいしか無いそうです。
せっかく調べたので⇧を紹介しましたが、普通にcmでの潮汐表もあるのでそちらも紹介しておきます⇩。
世界の潮汐表は ➡ Tideschart
こちらはMont-Saint-Michelで検索できますね、観光案内所のよりコッチが楽か。
モンサンミシェル島内へ
さてモンサンミシェルの島内へ、入口から雰囲気が有って良いですね。

島内の道は全てこんな感じの石畳の坂か階段です、奇跡的に人がほとんどいない写真が撮れました。
到着が夕方だったので、日帰やツアーのお客さんたちが帰る頃だったのが良かったのかな。

余談ですが、車両が入れないので早朝はこの坂をフォークリフトで業者さんが爆走します。
前日のゴミを回収し当日の食材や商品を搬入、門の外のトラックまで往復していました。
サン=ピエール教会
モンサンミシェルの修道院に向かう途中にサン=ピエール教会が有りました。

位置はマップでこの辺。

小さいですが中は凄い雰囲気が有りますね。

ステンドグラスも凝っていて綺麗です。

祭壇をアップで。

サン=ピエール教会を裏から出たら墓地でした。

見上げるとモン・サン・ミッシェル修道院、墓地を抜けても行くことが出来ます。

深夜/早朝の散歩
せっかく島内に宿泊しているので、夜と早朝に散歩してみました。
まずは島の門の外から、ラスボス感が凄いですね。

島に入ってしばらくは開いている店もあり明るめ。

さらに登ると、先ほど紹介したサン=ピエール教会の手前ぐらいからはもう肝試し。
ちなみにここから先は真っ暗で写真には撮れませんでした。

墓地を横目に野鳥?サル?いろいろな鳴き声がする暗闇を進んで、何とかモン・サン・ミシェル修道院の真下まで来ました、完全にホラーです。

うって変わって早朝、早起きできず日の出には間に合わなかったです。
トラックが入れるのはここまで、ここから先はフォークリフトで爆走する感じ。

日の出には間に合わなかったけど、こんな感じならギリ日の出っぽく見えますかね?

モン・サン・ミシェル修道院
さて朝食もいただき朝からメインとなるモン・サン・ミシェル修道院へ。
昨日の夜中は完全にホラーだった修道院の入口まで来ました。

入口はこんな重厚な門からスタート。
やはり宿泊して正解ですね、朝は日帰り/ツアー客が到着してないので空いています。
⇩の左の門が入口、左の列がすでにチケットを購入してる人の列、右が当日チケットを購入する人の列です。

この時間はどちらでも空いてますが、昼前にはかなり混んで来ていたので事前購入がオススメです。
入場料は通常が€10(約1,310円)。
18~25歳は€8(約1,050円)、18歳未満は無料(無料でもチケットは発券してもらう必要あり)。
日本語のオーディオガイドは€3(約400円)。
GetYourGuideというサイトで事前にチケットを購入できます。
モン・サン・ミシェル修道院 内部へ
修道院内部は見どころが沢山、オーディオガイドを聞きながら何となく順番に進んでいきます。
モンサンミッシェルの始まりは708年、オベール司教が大天使ミカエルから「この岩山に聖堂を建てよ」というお告げを夢の中で受け、礼拝堂を造ったのが始まりだと言われています。
階段を登りきると建物前からモンサンミシェル湾を見渡せます。

1776年の火災により崩壊した部分を当時の技術で再建したので、このいファサード部分は教会の中でも新しいそう。
「ラ・メルヴェイユ(驚異なるもの)」という名前が付けられてます。

中も立派な造り、花崗岩で出来ているそうで重厚感が凄く伝わってきます。

こちらは食堂、修道士だけでなく巡礼者も共に食事したそうです、広すぎて落ち着かない気がする。
ちなみに食事中は聖人についての朗読が行われ、私語厳禁で身振り手振りで意思疎通したそうです、キツそう。

有名な回廊、ラ・メルヴェイユの3階で上の食事室もこの回廊に接続しています。

回廊の隙間から見えるのは聖堂。
こちらは1010年と少し後に増築された部分。

迎賓の間、だったかな?
窓は修復中ですね、ベニヤが打たれて光が入ってこないようになっていました。

モン・サン・ミシェル修道院は、14世紀には英仏百年戦争に巻き込まれながらも要塞として陥落せずに守り抜き、18世紀のフランス革命が起こると監獄として使われ荒廃したり、となかなか激しい歴史を歩んでいます。
⇩の車輪は囚人を6人入り回すことで窓から物資を引き上げたそうです。

モンサンミシェルですから、大天使ミカエルの像でしょう。
昔アトラスって会社から女神転生ってゲームが出てまして、こんなん居たよね?

定番のお土産屋さんをスルーして出てきたのは裏側。
尖塔の一番上に居る金ピカの像はおそらく上の大天使ミカエルと同じ格好をしているのでしょう。

朝イチで入ったので帰りは10時ぐらいでしたが、入口には結構人が並んでいました。
宿泊して混む昼間を避けるか、少なくとも事前にチケットは購入しておいた方が無難かと思います。
まとめ
モンサンミシェル島内の散策と修道院でした。
最後に帰り際の渾身の一枚、とはいえiPhone13miniですけどね。

潮汐を気にしてなかったので小潮の時期に訪問しました、おかげで孤島感は感じられ無かったですね。
今回で島内ホテルに泊まる事は達成したので、次回は余裕をもって計画し海の孤島を堪能したいと思います。
実はフランス国鉄のストライキに当たってしまい予約していた電車が全て運休するというハプニングに合いました。
慣れないフランスで英語での予約の取り直しにホント苦労しました。
幸いにもほとんどキャンセル料や変更料を取られることが無く変更できたので助かりましたが。
フランス旅行するならモンサンミッシェルは外せないと思ってたので来れてよかったです。
みなさんの旅の一助になってくれれば幸いです。
最後までお付き合い、ありがとうございました。
コメント