パリ観光⑤ 観光のお供 ミュージアムパス & 1日乗車券モビリス

海外旅行記

皆様こんにちは、Tenya(@Tenya96)です。

 

のんびりマイペースにパリ近郊を観光していますが、第5弾の今回は美術館等を巡る際に利用した「ミュージアムパス」、そして各観光地に行く際に利用したお得な一日乗車券「モビリス」について。

これは事前に調べておいて現地で利用するとお得&時短になるので助かります。

それでは紹介していきます。

 

フランス旅行のまとめ記事は⇩コチラ

パリ・ミュージアム・パス

まずは「パリ・ミュージアムパスParis Museum Pass)」。

読んで字のごとく、有効期限内であれば数多くの美術館に入館できる共通パスです。

公式ページを見てみたらPASSもマスクしてましたね。

ミュージアムパス 種類と料金

上の写真でも見えていますが、3種類のパスがあります。

違いは有効期限と値段だけで、入れる施設は全て同じ50施設以上です。

2日券(48時間):€52(約6,750円)
4日券(96時間):€66(約8,550円)
6日券(144時間):€78(約10,100円)

パスは裏にバーコードが付いていて、最初の利用から有効期限が時間で計算されます。

時間で計算されるのは、夜に使い始めても最終日の夜まで使えるので使いやすいですね。

使える施設が多いので一覧にするのはやめておきます、公式ページで確認してください。

公式サイト ➡ Palis Museum Pass

ミュージアムパス お得なのか?

ミュージアムパスを実際に利用してみてお得だったのか、先に結論から。

私は4日券を€66(約8,550円)で購入・利用しましたが€104(約13,500円)ぐらいは利用できました。

サントシャペル:€11.5
コンシェルジュリー:€9.5
オルセー美術館:€16
オランジュリー美術館:€9
ロダン美術館:€13
ルーブル美術館:€15(オンラインなら€17)
ヴェルサイユ宮殿:€18
トリアノン宮:€12

実際にはセットで購入すると安くなる施設もあるので概算ですが、それでも確実にお得だと思います。

私が値段だけでなくオススメする理由は大きく2つ

・ほとんどの施設はチケット購入の列に並ばなくて良い。
・パスが使えるから訪れる施設が少なからずある。

ミュージアムパスにはバーコードが付いているのでチケットの替わりになり、ほとんどの施設でチケット購入のブースをスキップして中に入れます。

そして旅の中で「入場料が€10するならやめておこうかなぁ」といったケースは良くある事ではないでしょうか?

ミュージアムパスを持っていれば「対象施設なので入場してみる」と軽く入れますし、実際に入ったら良かったことも多いので機会損失が防げる気がします。

ミュージアムパス 注意点

便利でお得そうなミュージアムパスですが、いくつか注意点があります。

①有効期限は連続して時間でカウント。
②月・火曜日は休館日が多い。
③月初の日曜は要注意。

まずは「有効期限は2dayとかも書いてますが、2dayなら最初の利用から連続した48hとなります」。

分けて使ったりは出来ないので、例えば間にモンサンミッシェル等を挟むと少し損した気分になる可能性があります。

次は「美術館は月曜日火曜日が休館日の所が多いです」。

ミュージアムパスを利用する日を選べるなら月・火曜日は避けた方が楽にプランを練れますね。

最後に「月初の日曜日は無料になる博物館が多い点」。

パリには毎月最初の月曜日が入場無料になる博物館が多いです、パスを使うなら避けた方が良いです。

私は月初の日曜日は未経験ですが、無料になるのでやはりかなり混む様です、無料は素敵ですが観光客なら避けた方が無難かと調べていて思いました。

ミュージアムパス 買い方

買い方はいくつもあるようです。

①現地で購入
②日本語サイトで購入(日本で受取)
③旅行代理店で購入

①現地に行ってから「空港・主要鉄道駅・博物館・観光案内書・街のキオスク」など様々な所で販売しているそうです。

コロナ禍ではない平時なら行ってから購入する形でも良いかもしれません。

今回の私の旅行の中ではミュージアムパスを販売してる風景は全く見ませんでした、聞けば有るのかもしれませんがコロナ禍では事前購入の方が無難かと思います。

公式サイトには現地で販売している場所も書いてありました、参考にしてください。
真ん中あたりの「POINTS_OF_SALE_」の所です。

②あらかじめ予定を組んでパリを訪れるなら、事前に日本で購入・受取するのが最も無難かと思います。

そんな貴方に送料はかかりますが、日本で日本語で購入し、郵送で受け取れるという有難いページが有ります。

為替の都合なのか少し値段が高い気がするのと、販売は2日・4日券のみで6日券は無いあたりに注意が必要かな。

③最後に紹介するのは旅行代理店で購入する方法です、私もこの方法を利用しました。

インターネットには様々な旅行代理店がありますが、今回私が利用したのは「KKday」という台湾の会社でした。

4日券でUSD76.62(8,750円)・受取は現地の観光案内所
(同じ商品を探しましたが見つかりませんでした、現在は販売されてないようです)

受取先はKKdayの関係のオフィスかと思いきや普通のパリ市内の観光案内所でした、これなら代理店を通さなくても直接この場で買えた気もしましたね。

⇩パリ市内のど真ん中、パリ市庁舎の一角に観光案内所はあります。

このツーリストオフィスだけかもしれませんが、ミュージアムパスを受け取る時に定休日や注意事項も書いた使える施設の一覧表も貰えました(A4用紙2枚)。

フランス語でしたが「月曜休み・要予約」などの定型文なので一度翻訳すれば問題ないですしね。

先に写真を撮っておけば良かったですが忘れていました、書き込みまくってボロボロになったので現地で捨ててしましました。

ミュージアムパス まとめ

結論を一言で言うと「お得なのでぜひ利用して下さい」です。

いくつか注意点は有りますが、そこを抑えれば必ずお得に利用できると思います。

振り返っていて気付きましたが凱旋門に入り忘れてましたね、外から見たのですっかり満足していました、凱旋門ももちろんパスの対象です。

有名な観光地でパス対象外なのはエッフェル塔ですかね、あとオペラ・ガルニエ宮も対象外でした。

今回、調べていてkkdayParis Passなるものを見つけました。
ミュージアムパスに加えてアトラクション、セーヌ川クルーズ、乗り降り自由の観光用バス、さらにZone1~3の電車乗り放題、等もセットになったお得なパスです。

ミュージアムパスには無い3日券も有るので、選択肢が広がって良さそうです。
私は利用していないので、詳しい詳細はKKdayParis Passを調べてみて下さい。

コロナ禍の臨時対応だったり、制度の変更で条件が変わったりする事は良くある事ので、利用前には各サイトの細かい条件を忘れず確認してくださいね。

モビリス(mobilis)

パリ観光において活躍したもう一つが1日乗車券の「モビリス」です。

⇩がそうですが、磁気の入った紙チケットでした。

Navigo」というICOCAのようなプラスチックカードもあり、うまく使えば最もお得そうでしたが注意点が多く私は準備不足もあり利用しませんでした。(後で説明します)

モビリス 種類と料金

パリの電車は中心地から同心円状にZone1~5に分かれています、どこのゾーンが対象かで料金も変わってきます。

パリ市内の観光なら一番上のZone1~2で十分です。

ゾーン料金
1~2(パリ市内)€7.5 (約980円)
2~3・2~4・3~4・4~5€7.5 (約980円)
1~3・2~4・3~5 €10 (約1,310円)
1~4・2~5 €12.4 (約1,625円)
1~5€17.8 (約2,330円)

後でモビリスの他にあるチケットについても軽くふれますが、決して一番お得でも安くも無いのですが使い勝手が良かったので最終的にはモビリスばかり使ってました。

注意点として、空港への電車は対応するZone内でも利用できません。
一部バスなら利用可能なようですが、私は利用ていないので詳細は不明です。

モビリス お得なのか?

フランスで使える交通チケットはモビリス以外には⇩があります。

Ticket t+ Carnet
Navigo Decouverte
Paris Visite travel pass

地下鉄などに乗れる「Ticket t+」と言う1回券は€1.9(約250円)です。

10枚のまとめ買いで安くなる「Ticket t+ Carnet」と言うのがあり、そちらは€14.9(約1,950円)とかなりお得になっています。

私はパリ滞在の最初の方はTicket t+ Carnetを利用していましたが、途中で利用をやめました。

・メトロ/RERとバス/トラムの乗継は出来ない。
・磁気チケットがすぐに反応しなくなる。

メトロ→バスの乗換が出来ないのは微妙でしたし、まとめ買いして2日目には磁気不良で使えないチケットが出てきました。

駅の窓口に行けば交換できるでしょうが、メトロは主要駅にしか窓口がなく面倒なので数枚は捨てました。

Paris Visite travel pass」は観光客向けに作られているようで、空港への電車も利用できる上に観光地の割引も有ったりするようです。

ただ、調べてみましたが値段が高く個人的には買う価値は無いと判断します。

私の結論はこの中ではモビリスを毎日買うのが楽で正解だと思います。
ですが条件が合えば次に説明するナヴィゴ・デクーヴェルトが最適となります。

モビリスかナヴィゴ・デクーヴェルトか?

結論から言うと「週の頭から利用するならナヴィゴ・デクーヴェルトが最適解」です。

Navigo Decouverte(ナヴィゴ・デクーヴェルト)は日本で言うSuicaやICOCAのようなタッチ式カードです。

Navigoは居住者向けで発行に時間がかかりますがNavigo Decouverteは旅行者向けで簡易カードをその場で発行して貰えます。

値段はZone1~5の1週間パスで、発行手数料の€5も合わせて€27.8(約3,650円)です。

モビリスでZone1~5を買うと一日券で€17.8なので圧倒的にお得です。
しかもモビリスと違い空港線も利用可能です。

やや購入に手間がかかり注意点もいくつかありますが、そこをクリアできるなら最もお得になると思います。

注意点は2点⇩

・購入と有効期限には注意が必要
・窓口で購入のみ(写真が必要)

ナヴィゴ・デクーヴェルト購入は金曜~木曜利用可能日は月曜~日曜と定められています。

要するに1週間パス利用は購入日基準ではなく「月曜から日曜までで、そしてその券を購入できる期間は「前週の金曜から同週の木曜まで」です。

金曜日にその週の金~日の分は購入できません、到着日が金曜だと翌週からの分しか購入できないわけです。

⇩簡単な図を作ってみました。

もう一点の手間は窓口でしか購入できない点で、その際に写真が必要な事です。

必要な写真は「縦3cm×横2.5cm」、パリでも写真は撮れるのでしょうが旅行者なら日本から持っていく方が楽でしょう。

パリ観光が1日とか極端でない限り料金はナヴィゴ・デクーヴェルトが圧倒的にお得ですね。
私は事前に調べずに行ったので最も簡単なモビリスを利用しましたが、事前に調べて準備していたらナヴィゴ・デクーヴェルトを利用したと思います。

これからパリに行く方は写真を準備の上、お得なナヴィゴ・デクーヴェルトをぜひ利用して下さい。

そこまで合わせる必要はないと思いますが、月曜到着にしたらナヴィゴ・デクーヴェルトを最大限お得に利用できますね。

まとめ

今回は私が利用したパリ・ミュージアムパスモビリスについてお送りしました。

どちらもお得で便利なのでぜひ利用して頂きたいと思います。

交通費に関しては旅行日程などでお得度が変わるのでモビリスナヴィゴ・デクーヴェルト、上手く利用して下さい。

昨今はコロナ禍という事もあり、販売中止になっていたり制度が変更されていたりする事も多々あります。
購入・利用の際は最新情報の確認をしっかりしてくださいね。

みなさんの旅の一助になってくれれば幸いです。

 

最後までお付き合い、ありがとうございました。

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